物件の重要チェックポイント“室内”

日差しが差し込む1人暮らしのワンルーム

部屋探しをするときに、入居してから後悔をしないためには部屋の間取りや設備などをよく確認しておくことが必要です。ここでは、どのような部分を確認するべきか、チェックすべきポイントを、“室内”にフォーカスして紹介していきたいと思います。

 

間取り
部屋の住み心地は、部屋の間取りによって左右されます。しかし、何を基準に考えるのかということについては、こだわる点が人によって違いますから、予め理解しておく 必要があります。

1Kや3LDKは、その物件でキッチンやリビングなどがわかれているのかといったことを知る事ができるものです。ですが、キッチンがあるとして も、ほんの少しのスペースしか無くて、実質的に廊下や他の部屋の一部になっているなど、表記をそのまま鵜呑みにしてしまうと失敗してしまいます。各部屋の 平米数も調べて、それぞれの部屋に必要な広さが確保されているのか判断しましょう。

 

浴室/ユニットバス

浴室の快適さにこだわりを持っている人は多いのではないでしょうか。1日の疲れを癒すバスタイムを心地よく過ごすためにも、浴室環境はしっかりチェックしておく必要があります。

1日中いる場所ではないですが、どのような風呂が備え付けになっているのかは重要です。まず、調べるのはバス・トイレ別なのかということです。その2つが別々であれば、清潔な状態でお風呂に入ることができるので、こだわる人は結構いるようです。

もちろん、とにかく湯船に浸かることができればよい、シャワーをあびることが出来 れば良い、という人はバス・トイレが一緒になっているユニットバスでも問題はありません。賃料のことを考えても、バス・トイレが同じになっている物件は安 くなっているので、大学生や新入社員などお金を節約したいというならば、選択肢に入れても良いでしょう。

それから、風呂釜は追い炊き機能付きかどうかというのもポイントになります。単身者向けの物件では追い炊き機能がない物件も多いですが、ファミリー向けの物件では大抵の場合常備されています。追い炊き機能があれば、水道代の節約になりますし、いつでも熱い風呂に入りたいというリクエストに応える事が可能です。

 

収納スペース
あまり表に出ない部分ではありますが、収納スペースの広さや数が十分でない場合は、部屋の整理やインテリアなどに多少なりとも影響を及ぼす可能性があります。

洋服や時期外れの季節家電などを部屋の中に放置していると、それだけで部屋が狭くなりますし、家事に必要な動線が邪魔されて怪我などのリスクが出てくる可能性もあります。

それに、物が雑然と置かれた状態は、影になる部分にホコリがつもり、アレルギー体質の方にとっては身体にも良くありません。

収納の部分を確認するときには、押入れタイプ、クローゼットタイプなどタイプを調べておくことです。例えば冬物のコートを収納したいというならば、押入れタイプよりもクローゼットタイプである方が良い、というように何を仕舞うのか考えて、物件を選ぶと便利です。

それから意外と忘れがちですが、靴の収納も出来るのかということも気にかけておきましょう。もし靴を収納するスペースがなければ、大量の靴が並べられた玄関で靴を履いて、外出・帰宅しなければならなく なります。そのような状況では、来客があった時の印象も悪くなります。

 

インターネット環境
インターネットはもはや現代社会の必需品と言っても良いものです。仕事や趣味、日々の生活においても、ネットに繋がらない環境だと非常に困ります。

スマホがあればある程度の通信ができます。しかし、スマホの場合だと、通信代金もかかりますし、スペック的にパソコンほど重いデータなどの処理ができません。自宅でインターネットを使える環境を整えることは部屋選びの段階から考えておきたい大切な部分です。

まず、物件を選ぶ時に、インターネット回線が導入してあるかどうかということはもちろん、光回線やADSLなど、どんな種類の回線が使えるのかを必ず確認しましょう。

もし光回線が開通している物件であれば、接続する機器やケーブルを揃えて手続きを済ませれば、大容量通信やネットTVサービスを楽しむことが出来ます。

ただ し、気をつけなければいけないのは、回線が建物に引かれていても、さらに部屋に引き込むためには工事が必要という場合があります。既に部屋まで回線が通っ ている場合には、手続きをすればすぐに使えるのですが、部屋に引き込む工事が必要となる場合にはインターネットが使えるまで、数週間から1ヶ月位かかって しまうのです。

なお、インターネット付きの物件で、無料で使えるという物件もあります。大抵の場合、インターネットが無料になる分、賃料が高くなるので、面倒な手続きを省略できる分のコストと考えればそのような物件を選ぶのも良いかもしれません。

 

住環境
部屋探しは、実際に入居してからの住み心地を考えましょう。買い物をするならば近くに商店街やショッピング施設があればいいですし、病気や怪我をした時のための病院、子供を育てるための学校や保育園、公園などがあれば最適です。

それから日々の洗濯物が早く乾かすためには、物件の日当たり、風がよく吹く場所なのかを確認しましょう。

安全に暮らしたいのであれば、犯罪対策としてオートロックや防犯カメラの設置してある物件、災害に強い耐震・免震構造の物件を選ぶことも大切です。

 

 

 

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